美コインでゲット
先日 美コインで 「クッキー缶とフィナンシェ、マドレーヌのセット」を購入した。美容家パテシエが作るお菓子なのでとても興味を注がれた。それが今日届いた。素材にこだわり、保存料や着色料は不使用だというお菓子たち。家族みんなで早速いただいてみた。 先ず 手書きメッセージでほっこり。次に箱を開けてクリスマス...
草間彌生と言えばカラフルな「水玉」と「かぼちゃ」を思い浮かべる。生い立ちや活躍の場がどこであったかは知らなかった。
神楽坂の近くに草間彌生美術館があると知り行ってみた。幼少期に描いた絵は人物にもたくさんの水玉が描かれていた。
【幼い頃から幻覚や幻聴に悩まされてきた草間。精神疾患はその創作活動に多大な影響を及ぼしています。1950年代、草間は自らのオブセッションに駆り立てられるように膨大な数のドローイングを描き、作家として躍進する契機を得ます。57年の渡米後は、水玉や網目などの無限に反復するパターンですべての存在を覆いつくし、自らもその世界へと埋没していく「自己消滅」の儀式ともいうべき作品群に取り組みますが、それは心理的な病理からの救済への願いであると同時に、ハプニングなどを通じて不条理な抑圧から社会を解放しようとする意図につながるものでもありました。しかし、心身の不調によって帰国した後の70年代後半から80年代にかけては、精神科病院の病室でコラージュや色紙といった小作品を数多く制作するようになります。その後、複数の画面にわたる絵画や巨大なバルーンなど、彼女の作品はエンヴァイラメント・サイズへと拡大していきます。草間のいう「自己消滅」とはもはやアーティスト個人の内面の問題ではなく、荘厳な「宇宙からの音響」のさなかに身を置くような感覚へと私たちを誘わずにはおかないといってもよいでしょう。
本展では、草間の芸術の根源ともいえる病に着目し、初期から現在に至るまでの多様な作品群および関連資料を展示いたします。宇宙の果てまでも増幅していく草間の豊饒なる創造力の所産を、ぜひご覧ください。】草間彌生美術館より
参加型プロジェクト《オブリタレーションルーム》があった。真っ白な壁真っ白な家具に私たちが自由にステッカーを貼っていく。草間彌生の「自己消滅」に参加できる作品だ。
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【無限の水玉の中に、自分自身の姿が消えていく自己消滅によって、抑圧されていた自己が消え去り、楽しんで行うことにより心の閉塞が解かれ、日常からの解放をも達成されうるでしょう】入室前の説明より
写真もたくさん撮りながら好きな場所にシールを貼った。とても楽しかった。
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入館料1,100円